生存本能が要求する、より良く生きるための行動原理

カウンセリングでは、不安感情に振り回され、ぐるぐる思考や反芻思考に悩まされたり、その結果、睡眠不足や食欲不振などで体調を崩したりして苦しんでいらっしゃる方がとても多いと感じます。

そんなクライエントさんには、不安のメカニズムをご説明することで、不安や不安が生み出す緊張が、より良く生きる生存欲求を実現するために獲得した危険回避の仕組み(自己防衛本能)だということをご説明させていただきます。

全てのクライエントさんに当てはまる訳ではありませんが、

「不安や緊張は不快なものだけれど、より良く生きるために必要なものだ‼️」

と徐々にではありますが、マインドセットを変えることにより、前向きに問題に取り組めるようになっていかれます。

また、不安とは真逆の仕組み、チャンスをゲットしようとした時やゲットした時に得られる快感を報酬と感じて、思考や行動をドライブする報酬系の仕組みについてもお話をさせていただきます。

すると、より前向きな思考変容が促され、今抱えている問題に、より前向きに取り組めるようになられます。

その過程で前向きに行動したという実績が積み上がることにより、ご自分に対する自信を増幅させていかれます。

すると、すると、それまでは無意識に始まっていた危険回避の思考の癖が、報酬系を意識した思考に少しずつ変容し、不安感情をリスクヘッジの仕組みとして認識して、より良く生きるために報酬系と危機管理の仕組みをバランスよく活用できるようになられます。

その結果、慢性化した不安感情に振り回される生きづらさから解放されていかれます。

もちろん、カウンセリングは理屈だけで行うものではなく、あなたの辛い気持ちにもしっかり寄り添いながら、そして信頼関係を構築しながら進めます。

カウンセリングは、認知行動療法をベースに、より良く生きる原動力となる本能や進化、心理学や脳神経科学などの知見をお話ししながらすすめます。
また、辛い気持ちに寄り添い、その気持ちを共有しながら、少しずつ前向きな思考や認知を構築していきます。

認知行動療法の解説はこちらから

苦しい気持ちをありのまま受け止め、あなたの味方となり一緒に考えます。
お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

職場や生活で強い不安やストレスを抱えてお悩みのあなたを、企業経験30年(人事労務を担当した15年ではメンタル不調者への産業医と連携した対応経験が豊富)、メンタルクリニックでの患者さんへのカウンセリングによる支援、社外メンターとしての成長支援、SNS相談員として命と心、LGBTQなどの相談対応などの経験をベースにサポートいたします。

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