カウンセリングでどんな不安や悩みを解決できる?

人間関係の悩み

ご相談に訪れる方の大半のお悩みは人間関係に起因するものです。

例えば・・・

  • 会社の上司から嫌われているみたいで無視されることが多く、話ができても嫌味を言われることが多い。仕事の話や相談もし辛いが我慢してきた。
  • 最近仕事のミスも増えてきて上司に注意されることが非常に苦痛に感じ始め、自分の仕事に自信を持てなくなってきた。
  • 上司が視界に入ると意味なく焦ったり、手が震えるなどの症状が出るようになり、会社に行くのが辛い。寝付きも悪く、眠れたとしてもすぐに目が覚めてしまい体のだるさが抜けない。毎日が楽しく感じられず、食欲も無くなってきた。
  • 職場での人間関係にまつわるパワハラ、モラハラ、セクハラなどのハラスメント。
  • 近所の主婦仲間から悪口を言われている。
  • 学校でのいじめ、家族の中でも嫁姑の不仲、過保護な親に悩む子供。

など、至る所で悩みの種となっています。このような悩みが改善されずに一人で抱え込んでいると、生活に楽しさが感じられず、抑うつ気分や、自分に自信が持てなくなったり、自分を責めたりと、ネガティブな思考が止まらなくなります。

そういう心の状態は不眠を招き、食欲もなくなり、疲労がなかなか改善せず、毎日を惰性で生きているような感覚になります。

放っておけば、困難な状況を改善する意欲が減退し、さらなる状況の悪化を招くという悪循環に陥ります。

人間関係による悩みが自分一人では手に負えないと思ったら、なるべく早く友人、知人、先輩など信頼できる人に相談することが大切です。
しかし、相談する相手がいない場合、また話の内容から相談したくてもできない場合もあるはずです。
その様な場合には一人で悩みや不安を抱え込まず、カウンセリングの活用を検討してみてください。
カウンセラーは、人に言えない悩みや辛い気持ちをしっかり受け止め、孤独を癒します。そして一緒に心の成長を通して状況の改善を目指します。

不安や心配で日々の生活が辛い、苦しい

人前で話すことや飲み会、カラオケに参加することを苦痛に感じる社交不安、パニック発作に対する不安、入試、進級試験に受からなかたらどうしよう、大切な仕事やイベントに失敗したらどうしよう、失業したらどうしようなどなど、不安は様々な場面で我々の心を悩ませます。
最近では、コロナ禍で感染防止対策の徹底とともに、コロナに罹ったらどうしようと不安に感じ、手や食器を必要以上に洗ったり、ドアノブに触るのが怖くなったり、ひどい場合は電車に乗れない、人と会って話すことができないという強い不安や心配、はたまた強迫観念に悩まされる人も増えてきています。

そもそも不安とは我々に備わった自己防衛本能であり、大概の場合その不安な心配に基づき対策(消毒したり、事前に調べたり、勉強したり)して不安を解消することにより、安全で快適な生活を送っています。
しかし、自分ではどうすることもできない不安や心配を抱えてしまうことが長い人生で、少なくとも一度や二度は経験するものです。
苦手なイベントが近づくに従って不要な不安や緊張に苛まれたり、過去の嫌な体験や経験と同じことががまた起きるのではないかといった予期不安などは、自力で克服することは簡単ではありません。
なんとかその場の不安や緊張をやり過ごせたとしても、多くの場合は対象となる苦手なイベントを「避ける」、「逃げる」といった消極的な対応となりがちです。
その場しのぎでは、後味が悪く自己嫌悪に陥るなどの副作用が残り、根本的な解決には繋がらず、生き辛さは依然として残ることが多いでしょう。

生き辛さを感じるほど強く感じてしまう不安や緊張の根本的な解決には、自分がなぜそんなに不安や緊張を感じてしまうのかを理解することから始めることが必要です。
不安や緊張の裏側には「こうあるべき・こうあらねばならない、こうありたい」という自然な欲求が必ずあります。
カウンセリングでは、クライエントの人生を振り返り、生き辛さの原因となっている不安・緊張の背景を明らかにし、どう対処していくかを探り、対処方法を一緒に考えてまいります。
不安や心配、そして緊張を糧に心の成長するチャンスと捉えて、心の支援をいたします。

自分に自信をつけたい。ネガティブな性格を改善したい。

いつも他人が自分のことをどう思っているか気になってしょうがない。日常の会話では相手に気に入られるような発言ばかり。
いつもネガティブな発想ばかりしていて、前向きに考えたいのにリスクばかり考えている。

自己肯定感が低いと、自分軸で物事を考える前に他人軸(他人から嫌われたくないから他人に嫌われないように考えること)で考えたり、自分にはできないという理由ばかり探してどうしたらできるかを考えない、人の指示を待ち自分から行動できないといった傾向が強くなります。

なぜそんなに自分に自信が持てなくなってしまったのか?
なぜネガティブに物事を捉えてしまうのか?

人は自己肯定感が低くして生まれてくることはありません。最低限これから生きるために頑張るぞ!ぐらいの勢いを本能として持って生まれてくるはずです。
自信を失くし自己肯定感が低くなるのは、自分に自信が持てなくなる様な育てられ方をされたとか、大きな失敗を犯したことに原因があると言われています。
例えば虐待や、厳しい躾、過保護、受験の失敗や仕事の失敗やリストラされたなどなど・・・

カウンセリングでは、なぜ今の性格を変えたいかを明確にすることから始めます。
そして、生育歴やこれまでの人間関係や主だった人生経験などを振り返り、今の性格が形成される過程を解明していくことにより、これから性格を改善するために何をすべきかを考えてまいります。

自分に自信をつけたい、ネガティブな性格を改善したいとは、言い換えれば心の成長を望んでいるということに他なりません。

一緒に前向きに進んでいきましょう。

メンタル疾患の治療にプラスしたカウンセリング

現在メンタルクリニックで、うつ病、摂食障害、統合失調症、強迫性障害、不安障害、発達障害などの患者様をカウンセリングで支援しています。

心療内科やメンタルクリニックで治療中だが、診察時間が短くもっと話を聞いて欲しい、投薬治療だけでは物足りないという方をカウンセリングで支援いたします。
現在の治療方針をお聴きして、治療方針にそったカウンセリングを行います。

発達障害に関する悩み

ASD「自閉スペクトラム症(自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群を含む)」

この障害を抱える人は、コミュニケーションの場面で、言葉や視線、表情、身振りなどを用いて相互的にやりとりをしたり、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを読み取ったりすることが苦手です。また、特定のことに強い関心をもっていたり、こだわりが強かったりします。また、感覚の過敏さを持ち合わせている場合もあります。

ADHD「注意欠陥多動症」

この障害を抱える人は、発達年齢に比べて、落ち着きがない、待てない(多動性-衝動性)、注意が持続しにくい、作業にミスが多い(不注意)といった特性があります。多動性−衝動性と不注意の両方が認められる場合も、いずれか一方が認められる場合もあります。
以上「厚生労働省みんなのメンタルヘルス」より

発達障害は生まれながらの脳の機能障害ですが、社会に適応できていれば障害ではなく個性として受け入れられるものでもあります。
しかし、コミュニケーション不全(その場の雰囲気が読めない、一方的に話してしまうなど)、指示に従えない、言われた事を忘れてしまう、といったことで対人関係上の問題を起こしたり、スケジュール管理ができない、約束を守れない、言われた通りの業務遂行ができず社会生活に支障きたすと、周りから無視されたりいじめにあったり、仕事のミスで上司に叱られたりすることにより、精神的に追い詰められ、抑うつ症状が出たり睡眠障害や食欲不信といった身体症状を呈し、ひどくなればうつ病、適応障害などの精神疾患に発展する恐れもあります。

自分が発達障害と診断されて、どう社会の中で生きていったら良いかわからない、もしかしたら自分は発達障害なのではないか?と不安に思っていたら、一人でその不安を抱え込まず、カウンセリングを受けることを考えてみてください。
不安や傷ついいた気持ちに寄り添い、今後どのように社会と関わって生きていくかを一緒に考えてまいります。

苦しい気持ちをありのまま受け止め、あなたの味方となり一緒に考えます。
お気軽にご相談ください。