勇気のない人なんているのかな?

勇気のない人なんているのでしょうか?
もし勇気がないと思っているのなら、勇気の出し方を忘れているだけではないのかな?

自分には勇気がないと思っているあなた!
これまでに勇気を出したことってあると思うのですが・・・

きっと、きっとあるはずです
忘れているだけかもしれません

思い出してみてください・・・

失恋したことのある人のほとんどは、勇気を出して告白したはずですし、
困難なことに挑戦した人は、勇気を振り絞って一歩を踏み出したはずだし、
特に挑戦して失敗した人は、行動するために相当な勇気を振り絞ったのでは・・・

自分の過去を振り返ってみれば、様々な場面で勇気振り絞ってきたことを思い出したとしても、
ただ、その時は、それを勇気だなんて思わずに、ただがむしゃらに行動していたのではないでしょうか?

勇気を辞書で引いてみると

「物事を恐れない強い心」

と出てきます・・・

果たしてそうでしょうか?
物事を恐れるから勇気があるのだと思うのですが・・・
そもそも物事を恐れる心がなければ、危険を危険と感じないのだから、真正面から危険と遭遇する確率が上がるので、圧倒的に生存確率が下がってしまいます
生存本能や自己防衛本能が、そんな勇気を認めるはずなど有り得ません!

だから、勇気とは

「目的を達成するために物事を恐れる気持ちを受け止めて行動できる強い心」

と定義した方が現実的かなと思います

物事を恐れない強い心なんてありません
だから、勇気がなければ行動できないと思っているのなら、いつまで経っても行動できません
恐怖を感じたまま、がむしゃらに行動を起こした時の気持ち、それを勇気と呼ぶのではないでしょうか
だから、勇気にこだわる前に、まずはがむしゃらに行動してみてください

恐怖は行動するまで大きくなって、行動すると消えてしまいます
(森田正馬先生は「恐怖突入」の中でそう仰っていましたす)
それは勇気の為せる技かもしれませんね!

しかし、根拠なくがむしゃらに行動すること・・・これは「無謀」になってしまうかもしれません
それでは、勇気ある行動を「無謀」にしないためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは葛藤を前向きに処理すること
つまり、恐怖を感じながら行動する理由をたくさん考えること、そして自分を説得すること・・・
行動に至るプロセスをしっかり作れば、最後はがむしゃらに行動しやすくなり、それは決して「無謀」なことにはならないと思います

この記事を読んでくださったあなたは、前を向いて行きたいと思っている方だと思います。
もしよかったら、一緒に勇気を出して一歩を踏み出す、あなたに合った方法を一緒に考えてみませんか?

苦しい気持ちをありのまま受け止め、あなたの味方となり一緒に考えます。
お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

職場や生活で強い不安やストレスを抱えてお悩みのあなたを、企業経験30年(人事労務を担当した15年ではメンタル不調者への産業医と連携した対応経験が豊富)、メンタルクリニックでの患者さんへのカウンセリングによる支援、社外メンターとしての成長支援、SNS相談員として命と心、LGBTQなどの相談対応などの経験をベースにサポートいたします。

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