筋トレで自律神経失調症の症状を緩和できるのか⁉️

今年の夏は自律神経失調症の症状(身体症状から精神症状までの様々な不快な症状)を訴えるクライエントさんやメンティーさんが例年よりも多かったように感じます

自律神経失調症は、気温や気圧、湿気などの変動が身体的ストレスとなって、自律神経の働きを乱すことが原因と考えられています

自律神経失調症の症状に悩むクライエントさんやメンティーさんに何か共通することはないか、色々と考えていると、運動が嫌い、もしくはその習慣がなく筋肉量が少ないという方が多いことに気づきました
(腕立て伏せは1回もできないと言う方も少なくありませんでした)

そこで、筋肉量を増やして基礎代謝を上げることにより、自律神経失調症の不快な症状を緩和できないか調べてみたところ、以下のようなことから自律神経の乱れを改善できる可能性があることがわかりました

1. 基礎代謝の向上と体のバランス

筋肉量が増えると基礎代謝が高まり、エネルギーの消費が増えます
これは、脂肪の燃焼を促進し、体のエネルギーバランスを改善することに繋がります
エネルギーが効率よく使われると、体全体の機能がスムーズになり、自律神経のバランスが取りやすくなると考えられます

2. ストレス軽減とホルモンバランスの調整

運動を通じて筋肉量を増やすことは、ストレスホルモン(例えばコルチゾール)のレベルを低下させる効果があります
運動によりエンドルフィンやセロトニンといった「幸福ホルモン」が分泌され、ストレスが軽減されることが知られています。これにより、自律神経の安定が促される可能性があります

3. 血流の改善と自律神経の安定化

筋肉量が増加することで、全身の血流が改善されます
良好な血流は、酸素や栄養素の供給を促進し、老廃物の排出を助けます。これが自律神経の調整を助け、身体のリズムを整えるのに役立つと考えられます

4. 睡眠の質向上

筋肉量が増え、基礎代謝が上がることで、体温の調整が効果的に行われるようになります
これは睡眠の質を向上させることに繋がり、良質な睡眠は自律神経のバランスを保つために非常に重要です

結論

筋肉量の増加は基礎代謝の向上をもたらし、体全体の機能が改善されることで、自律神経失調症の症状が緩和される可能性が高まるようです

したがって、適度な運動を取り入れることは、自律神経失調症の予防や改善に役立つと考えられます
ただし、個人差があるため、医師や専門家と相談しながら進めることが重要です

数名のクライエントさんやメンティーさんに、筋トレが自律神経失調症の症状緩和に有効かの検証するため、無理の無い範囲で筋トレの習慣化をお願いしており、定期的に体調の変化をヒアリングしていきます
ヒアリング結果についても投稿していきたいと思いますので、楽しみにしていただければ幸いです!

苦しい気持ちをありのまま受け止め、あなたの味方となり一緒に考えます。
お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

職場や生活で強い不安やストレスを抱えてお悩みのあなたを、企業経験30年(人事労務を担当した15年ではメンタル不調者への産業医と連携した対応経験が豊富)、メンタルクリニックでの患者さんへのカウンセリングによる支援、社外メンターとしての成長支援、SNS相談員として命と心、LGBTQなどの相談対応などの経験をベースにサポートいたします。

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